貧血になっているランナーは意外と多い!!不調の原因は貧血かも?
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Male Runners / Sheffield Tiger
@soraです。
ランナーのみなさん、休息をとっても何となく調子が悪い、なんとも言えない倦怠感、いつものペースで走れなくなった。
こんな状態が続いたら貧血になっているかもしれません。
スポーツ選手の多くは、貧血にもかかわらず、自身の不調を「コンディション調整がうまくいっていないからだ」と判断している。貧血になりやすいことを知らないからだろう。
なぜスポーツ選手は貧血になりやすいのでしょうか。
次の4つの原因が考えられます。
ポーツ選手が貧血になりやすい原因
筋肉量の多さ
筋肉は多くの酸素を消費します。
その酸素を運ぶヘモグロビンの主成分は鉄です。
そのため、筋肉量が多いスポーツ選手はより多くの鉄が必要となり、結果として貧血に陥りやすくなります。
激しい運動に伴う急激な発汗
汗には、あらゆる種類のミネラルが含まれています。
鉄もそのうちの一つです。
普段は、汗をかいても再吸収の機構が働きます。
しかし、急激に激しい運動をすると、その再吸収機構が追いつかなくなり、鉄が喪失されてしまうのです。
運動によって足の裏に衝撃が加わり、赤血球が壊れてしまう
脊髄で作られる赤血球の数よりも、壊れる数の方が多くなることによって、貧血は引き起こされます。
特に、剣道、サッカー、バスケットボール、バレーボール、マラソンや長距離走などのスポーツでは、貧血が起こりやすいです。
この貧血を、「運動性溶血性貧血」とも言われます。
全身を循環する血液量を増やそうとした結果、ヘモグロビンが薄まってしまう
運動すると、体は全身にくまなく血液を送ろうとします。
すると、血漿とよばれる血液の液体成分が増えます。
その一方で、ヘモグロビン量は増加しません。
そのため、見かけ上ヘモグロビンの濃度は低くなり、貧血となります。
これを、「希釈性貧血」と呼びます。
どうしてスポーツ選手の貧血が、問題視されるのでしょうか?
それは、スポーツ選手の成績に大きく関わるためです。
エネルギー源として体内に蓄えられている糖や脂肪を燃焼させ、エネルギーを生み出すには、酸素を必要とします。
その酸素を全身に運搬しているのが、ヘモグロビンであり、鉄はヘモグロビンの中に存在しています。
つまり、鉄の不足はヘモグロビン濃度の低下を引き起こします。
すると、酸素を全身に運搬できなくなり、スポーツ選手の持久力やスタミナは落ちてしまいます。
スポーツ選手に悪影響を及ぼすのは、言うまでもありません。
与える影響について驚くほど認識されていない。
これまで長期間にわたって見過ごされてきた
貧血の実態・危険性・対処法、
そして年代別の問題点、世界の状況を、
若き医師が分かりやすく丁寧に解説した一冊。
そらのまとめ
僕も以前、原因が分からない不調が続き思うようにトレーニングが出来なくなった事があります。
病院で検査して貰ったところ鉄欠乏性貧血と診断されました。
あいにく軽度だったこともありしばらく鉄剤を服用したところ正常値に戻り体調も良くなり通常通りトレーニングが出来るようになりました。
特に月間走行距離が多い人は貧血になりやすいと思います。
2,3日休んでも疲れが抜けず不調が続く時は早めに医師に相談することをオススメします。
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達成度(5段階評価) ■■■■